水にすぐ溶け測定しやすい

液体DPD

残留塩素の濃度を測定するDPD試薬を液体にしました。
液体DPDは、一般的な錠剤や顆粒のDPD試薬よりも水に溶けやすく、簡単に短時間で測定ができます。

特長

液体DPDは、液体のため水にすぐ溶け濁りもありません。そのため短時間で測定ができます。また、測定には測定器を使いますが、色もはっきり出るため測定しやすいのも特長です。
また、錠剤や顆粒と違い、1回使用ごとにゴミが出ない環境に優しい製品です。毎回包装材を破る必要がなく、目薬のように数滴たらすだけで使えるため、現場で持ち運びしやすい、使いやすいという声をいただいています。
pHや残留塩素濃度が既定の範囲内であれば、測定が可能です。

ラインナップ

L-15/L-30/L-120
青いラベル・キャップのLシリーズは遊離残留塩素を測定します。
L-15は15mL入り、L-30は30mL入りの容器で、中身は同じです。120mL入りの大型容器もあります。

L-KI
黄色いラベル・キャップのL-KIは、総残留塩素を測定します。
L-15/30投入後に、L-KIを投入して下さい。

使用方法

液体DPDによる残留塩素濃度の測定方法は以下の通りです。

  1. 検水を10cc取り、液体DPD(L-15/30)を2滴落とす。
  2. 軽く振り、測定器の比色盤と比色し、遊離残留塩素濃度を読みとる。
  3. 総残留塩素を測定する場合は、この後L-KIを5滴落とす。

取り扱い上の注意

  1. 液体DPDは冷暗所に保管してください。光に当たると劣化が早く進みます。
  2. 遊離残留塩素濃度0.1~2.0ppmの範囲(比色盤の範囲)で使用してください。
  3. 検水のpHは7.0±1.0の範囲に保ってください。保たれていない場合は、前もってpH調整剤にて調整して下さい。
  4. 呈色が暗くなったら、液体のDPD試薬の劣化が考えられますので、新しいものと交換をお願いします。
  5. 子供の手の届かない所に保管してください。
  6. 誤って目・皮膚についたときは大量の水で15分以上洗い流して下さい。異常がある場合は医師の診断を受けてください。
  7. 誤飲したときは直ちに口の中を洗い、無理に吐かせないで医師の診断を受けてください。

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