研究開発

新たな市場開拓を目的に、新商品への研究開発を行っています。
現在、注力しているのが微細気泡「ナノバブル(ウルトラファインバブル)」の応用開発とナノカプセル・マイクロカプセル・ミリカプセルです。

すでに当社では「ナノバブル」製造装置を完成させて商品化すると共に、ナノバブルの特性を生かした商品化への実証実験などを実施しています。

また、気体として吸収性にすぐれたナノバブルに対し、カプセルの中に薬品等を安定的に封じ込めるナノカプセル・マイクロカプセル・ミリカプセルの研究開発も進めています。

将来的にはナノバブルとカプセルを組み合わせ、より社会的意義が高く、画期的な商品へと発展させていく予定です。

微細気泡「ナノバブル(ウルトラファインバブル)」の応用開発

ナノバブルには「吸収性」「安定性」「洗浄性」「高濃度化」などの優れた性質があり、これらの特性を利用した商品の研究開発を行っています。

また、当社が開発した「ナノバブル」製造装置により生産される「ナノバブル水」の販売も行っています。ナノバブルを活用した商品開発を目指す企業に対しては、安全性や効果を確かめる実証実験も行っています。

酸素を腸内吸収できる飲料水や洗浄性の高いシャンプーの他、農業や水産業分野への発展も考えられる技術です。

【ナノバブルの商品化事例】
<ナノバブル水「SPUTNA」>
「ナノバブル」製造装置でつくられる高濃度酸素ナノバブル水「SPUTNA」は「飲む酸素」として、健康飲料水として販売されています。

<シャンプー・リンス>
ナノバブルは洗浄性と吸収性に優れているため、シャンプーとリンス開発のための実験を行い、商品化されています。
【ナノバブル製造装置】
直径1μm(=0.001mm)以下の極小の泡・ナノバブルを製造する装置

【ナノカプセル・マイクロカプセル・ミリカプセル】
カプセルの中に薬品等を安定的に封じ込めるナノカプセル・マイクロカプセル・ミリカプセルの研究開発を進めています。中に入れた薬品を徐々に外へ放出する「徐放性」や「保存性」に優れ、効果を安定的、長期的に持続させることができます。現在は、定量供給できる量産機を開発中です。

カプセルの「徐放性」や「保存性」を上手に活用することで、バイオを利用した環境改善にも役立つことが期待される技術です。
また、カプセル化することで不安定な物質を包接できることから、健康食品などにも応用が可能です。

【カプセル商品化事例】
<殺藻剤カプセル>
現在、開発中なのが藻を抑える薬品を入れたカプセル商品です。池等に入れることで藻を死滅させる薬品が徐々に放出され、長期間、池の透明度を保つことができます。

【ナノカプセル・マイクロカプセル・ミリカプセルとは?】
ナノカプセルとは直径が10nm(1nm:10億分の1m)ほどの微小容器のこと。マイクロカプセルは直径が数μmから数千μm(1μm=1000分の1mm)の 範囲にある微小容器のことで、それ以上の微小容器はミリカプセルと呼ばれています。

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